いそのたかみの著者感想文

自作ライトノベルの感想文を書いています。

第1話 眠り香子

自分で書いて自分で読み、自分で感想を書いていきます。

今回は第1話「眠り香子」を紹介します。まだお読みでない方はこちらからどうぞ。

kakuyomu.jp

主人公の能力について

将棋とファンタジーを組み合わせたいという気持ちはあったんですが,どのような能力を持たせるかと考えると、結構な難問でした。

たとえば「咲」のように各キャラクターに特殊能力をもたせる方法だと,マージャンの場合は牌が伏せられているから成り立ちますが,完全情報ゲームである将棋の場合はそれが成り立ちません。「羽生マジック」のような一見魔法のような手順でも,そこには深い知識に裏付けられた理論があって,ただそれを発動させたら勝ち,というわけにはいきません。

助言やヒントをもらうスタイルは「ヒカルの碁」で使われていますし,写実記憶能力も「しおんの王」で使われています。囲碁や将棋というゲーム内で強さを引き出すためにリアリティのある方法は,軒並み使われてしまっているというところが現状です。

そんな中,コンピュータ将棋を作っているやねうら王さんが,「2倍時間を費やすとR150〜200ぐらいレーティング上がりますので…。」とおっしゃっていました。

Aperyの不可解なミスの件 | やねうら王 公式サイト


思考時間を伸ばせばレーティングが上がる。これをヒントに,異世界にダイブすることで持ち時間を無限に増やせないか,と考えたことから「眠り香子」のキャラクターが生まれました。

第1話の流れについて

冒頭からいきなり対局が始まっています。ここはちょっととっつきにくいかもなあ,と思いながら書いています。個人的には,香子のとまどいや緊張が読者に伝わればいいなと思ったんですが,冒頭にプロローグがあって,どういう状況か軽く説明したほうが親切かもしれませんね(←あとで追記するかも)

将棋会館で食べる昼食といえば鰻重です(断言)

そして鰻重といえば加藤一二三九段。

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最近は高齢と健康を考えて鰻重を頼まれることが少なくなりましたが,以前は昼夜続けて鰻重を食べることで有名でした。意外にも女流棋士にも鰻重ファンが多く,里見香奈女流四冠や,加藤桃子女王・女流王座などがよく食べている印象です。

棋士のモデルについて

対戦相手の来島来夢四段のモデルは,新四段の青嶋未来四段です。

棋士紹介:日本将棋連盟

名前をもじるにしても,すでに「未来」というラノベっぽい名前だったので参りました。とりあえず仮名のまますすめていたのですが,次回出てくる杏ちゃんに愛称を言わせる段になって,ようやくこの名前が思いつきました。キャラクターに適当に話をさせていくと,話がいい方に進むような気がします。


銀河さんには特に誰というモデルはありません。黒髪で美人できさくなお姉さん。黒い髪が天の川のようにキラキラしていて,オシャレで包容力もある,だけどちょっとドジなところもあるという,言ってみればわたしの理想のお姉さん像でしょうか。

次回は第2話「告白」について振り返っていきます。

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