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いそのたかみの著者感想文

自作ライトノベルの感想文を書いています。

第11話 BAN

カクヨム

こんにちは。いそのたかみです。

今回は第11話「BAN」を紹介します。まだ本編を読まれていない方はこちらからどうぞ。

kakuyomu.jp

垂井回

今回も垂井回です。やったね!

垂井はわたしが何も考えなくても、勝手にしゃべってくれるので捗ります。そのためか、垂井と香子の絡みが比較的多くなっています。

かと言って垂井が香子のことを好きかといえば、別にそんなこともないんじゃないかな。どうでしょうね。

香子はなんだかんだできちんと突っ込んでくれるので、話しやすい相手だと(一方的に)思っている感じです。杏ちゃんはイケメン(?)にしか興味が無いし、ふーちゃんは軽口を叩きにくいですしね。

プロ棋士よりも強い? コンピュータ将棋

ここではコンピュータ将棋の話が出てきます。本当はこのソフトにはbonZami(ボンザミ)という名前と「ボンちゃん」という愛称があったんですが、いつの間にか消えていました。なぜだろう…。

この名前はbonanzaをもじって、フランス語で「友達」を表すBon amiに、「究極の」を意味するZを加えた「究極の棋友」という意味が込められています。

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SGD48は将棋倶楽部24がモチーフです。ネット対戦だとソフトを使って不正をする人が多く、その対策が大変だといいます。一致率という考え方から不正を見破る方法は面白いですね。最良の手を指していけば一致してもおかしくないだろうとは思うんですが、やっぱりコンピュータ将棋には癖があるので、人間の考える自然な指し手とは違うようです。

そして、何手かだけコンピュータに教えてもらっても意味が無いという側面もあります。話の序盤で杏ちゃんがコンピュータで検討した手を香子にぶつけますが、その一点だけ最善でも、ずっと後の局面まで分かっていないとなかなか勝つことができません。

将棋ウォーズというアプリでは、棋神という課金アイテムを使うと3手までボナンザが代わりに指してくれるのですが、「え!? そこなの?」「その後どうすんだよ!」という局面になることも多く、コンピュータが強いからといって、必ずしも役に立つわけでないということが実感できます。


桂太がアカウントをBANされてしまった理由は、スマートフォンに移植したbonZamiが本当に強いのか試していたからというのが真相です。コンピュータ将棋同士を対戦させるfloodgateというのもあるんですが、PCからじゃないとうまく接続できないとか、まあそういった理由でしょう。

どうせ現実世界には戻ってこないのだから、自分のアカウントがどうなろうと知ったこっちゃないという、そんなやけっぱちな心境がうかがい知ることができる、かな?



次回は第11話「桂太」について振り返っていきます。

評価やレビューをいただけると嬉しいです。ぜひよろしくお願いします。