銃・病原菌・ダイヤモンド製作記 〜その1〜
こんにちは。鷹巣堂のいそのたかみです。今回は、自分がボードゲームを作ろうと思うに至ったきっかけについて書いていこうと思います。
学生時代はテーブルトークRPGやボードゲームが好きで、よく学校に持ち込んでは遊んでいました。
社会人になってからも、その頃の友達を家に呼んで年に何回かボードゲーム会をするぐらいで、自分でゲームを作ろうなんて思いもしなかったんですが、ひょんなことがきっかけで「自分もゲームを作りたい!」と思うようになりました。
そのきっかけとは、
放課後さいころ倶楽部!!!
きっかけは放課後さいころ倶楽部
原作も好きなんですが、アニメで見るとまた違う感動があるんですよね。
綾ちゃんもも美姫ちゃんもかわいいんですが、なにより応援したくなるのが翠ちゃん!
女子高校生にして世界に通用するゲームデザイナーを目指すその姿勢に、思わず涙ぐんでしまいました。
そして思ったんです。
「自分もゲームを作りたい!」
実は、以前にもゲームを作ろうと思ったことがありました。
軍人将棋とどうぶつしょうぎをミックスさせたようなものと、ライナー・クニツィアのアンギャルドをモチーフにした剣豪もの。
ただ、どちらもちょっと遊んであまり面白くなさそうだったのでお蔵入りにしてしまいました。
しかし、バッドドワーフのゲームデザイナー、ジョージ・ベレスフォードは言いました。
「頭の中だけで考えているうちは駄目だ…たとえ君がおばあちゃんになっても完成しないだろう。覚えておくといい…ゲームは1人では作れない!」
アニメ『放課後さいころ倶楽部』公式サイト|STORY
その言葉に、(なぜか)ぼくの中のゲームデザイナー魂が燃え上がりました。
そこまで言うのなら、作ってやろうじゃないか!
どんなゲームを作るか
ゲームを作ろうと思っても、まだなんのアイデアも形になっていない状態です。
凝ったものは時間がかかるので、手軽に作れてすぐに形になるようなものがいいな、と思いました。
月末には定例のボードゲーム会をする予定なので、それまでに間に合わせたかったのです。
となるとボードゲームよりはカードゲーム。
カードの枚数はなるべく少なく、ルールはわかりやすくする必要があります。
なにかヒントになりそうなものはないかと本棚を物色していると、一冊の本のタイトルが目に付きました。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
- 作者:ジャレド・ダイアモンド
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2012/02/02
- メディア: 文庫
銃・病原菌・鉄・ジャレド・ダイアモンド……。
これを、銃・病原菌・ダイヤモンドにしたら面白いかも?
銃を持った兵士が病原菌に邪魔されながらダイヤモンドを奪い合うゲーム。
これだ! とひらめきました。
そんなところから着想を得て、このゲームを作り始めることになりました。
次回は、このひらめきをゲームシステムに盛り込むところまでのお話を書きたいと思います。