いそのたかみ@鷹巣堂のアナログゲームブログ

同人ゲームの制作・販売を行なっている鷹巣堂のブログです。

二人用のボードゲームは人気がない!?

こんにちは。鷹巣堂のいそのたかみです。今日はちょっと意外でびっくりしたことについてのお話です。

ゲームマーケット2020春に出展予定だった「銃・病原菌・ダイヤモンド」と「第三のゴリラ」をボドゲーマさんで委託販売をはじめて一週間が経ちました。

bodoge.hoobby.net

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どちらも自分が予想もしなかった売上数をあげていてびっくりしていたんですが、さらに意外だったのは、2つのゲームの売れた数にかなりの開きがあったことです。

よりたくさん売れていたのは「第三のゴリラ」でした。



もちろんどちらも面白いんですが、個人的に好きなのは「銃・病原菌・ダイヤモンド」の方だったりします。

というのも、二人用でたくさんの人を集めなくても手軽に遊べるし、シンプルなルールにも関わらず相手の戦略を読み取ろうとするといつまでだって考えていられるくらい、緻密なゲームだからです。

あのライナー・クニツィアバトルラインにも似た、読み合いと読めなさのバランスが良くできていると自負しています(えっへん


しかしなぜ、第三のゴリラのほうがダントツに売れているんだろう。

そう思いながらTwitterを眺めていると、衝撃の事実を目にしました。

なんと、2人用のゲームはあまり人気がないとのこと。

2人ならボードゲーム以外のことをするし、ボードゲームをやるときには必然的に人を集めるので、多人数対応のほうが好まれるそうです。


確かに、第三のゴリラをテストプレイしたときはみんな大笑いで「ゴリラ!」「ゴリラ!」と叫んでとても楽しかった思い出があります。

みんなでワイワイ楽しく遊ぶパーティゲームのほうが、ボードゲームとして求められているのかな……。


ちなみに来年のゲームマーケット2021に出品したいなあと思いながら現在作っているゲームは、4人以上で遊べるものになりそうです。

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いまはまだどんなゲームになるかわからないまま手探りで作業をしていますが、良いものができたらまたご紹介したいと思っています。