二人用のボードゲームは人気がない!?
こんにちは。鷹巣堂のいそのたかみです。今日はちょっと意外でびっくりしたことについてのお話です。
ゲームマーケット2020春に出展予定だった「銃・病原菌・ダイヤモンド」と「第三のゴリラ」をボドゲーマさんで委託販売をはじめて一週間が経ちました。
どちらも自分が予想もしなかった売上数をあげていてびっくりしていたんですが、さらに意外だったのは、2つのゲームの売れた数にかなりの開きがあったことです。
よりたくさん売れていたのは「第三のゴリラ」でした。
もちろんどちらも面白いんですが、個人的に好きなのは「銃・病原菌・ダイヤモンド」の方だったりします。
というのも、二人用でたくさんの人を集めなくても手軽に遊べるし、シンプルなルールにも関わらず相手の戦略を読み取ろうとするといつまでだって考えていられるくらい、緻密なゲームだからです。
あのライナー・クニツィアのバトルラインにも似た、読み合いと読めなさのバランスが良くできていると自負しています(えっへん
バトルライン (Battle Line) 日本語版2016 カードゲーム
- メディア: おもちゃ&ホビー
しかしなぜ、第三のゴリラのほうがダントツに売れているんだろう。
そう思いながらTwitterを眺めていると、衝撃の事実を目にしました。
先日のファミーリエさんのミニボドゲフリマ。うちのブースで良く話に出たのが、「2人用は殆ど遊ばないので」
— かぶけん@ゲームNOWA (@KABU_KEN65) 2019年7月3日
持ち込んだ中古は半分くらい売れたけど、2人用は反応悪かったなぁ〜
個人的は2人専用も2人から遊べるものを良く購入するのでこれは意外だった。
ちなみにゲムマ秋新作2本のうち1本は2人専用w
なんと、2人用のゲームはあまり人気がないとのこと。
2人ならボードゲーム以外のことをするし、ボードゲームをやるときには必然的に人を集めるので、多人数対応のほうが好まれるそうです。
確かに、第三のゴリラをテストプレイしたときはみんな大笑いで「ゴリラ!」「ゴリラ!」と叫んでとても楽しかった思い出があります。
みんなでワイワイ楽しく遊ぶパーティゲームのほうが、ボードゲームとして求められているのかな……。
ちなみに来年のゲームマーケット2021に出品したいなあと思いながら現在作っているゲームは、4人以上で遊べるものになりそうです。
いまはまだどんなゲームになるかわからないまま手探りで作業をしていますが、良いものができたらまたご紹介したいと思っています。