いそのたかみ@鷹巣堂のアナログゲームブログ

同人ゲームの制作・販売を行なっている鷹巣堂のブログです。

銃・病原菌・ダイヤモンド製作記 〜その3〜

こんにちは。鷹巣堂のいそのたかみです。今回は、処女作である「銃・病原菌・ダイヤモンド」のデザインを作ったときのお話です。

さて、カードゲームといえば最近は、素敵なイラストが目を引くものが増えています。
 
最近だと、ラブレターなんかはまさにその典型例ですね。

ラブレター (Love Letter) カードゲーム

ラブレター (Love Letter) カードゲーム

  • 発売日: 2014/05/31
  • メディア: おもちゃ&ホビー
ゲーム自体の面白さもさることながら、プロのデザイナーさんにゲームのイメージに合ったイラストをつけてもらうことが、かなり重要なのだと思います。
 

立ちはだかるコストの壁

 
ただ、最初に出すゲームにどれだけお金を投資するかというのは、なかなかの考えどころです。
 
銃・病原菌・ダイヤモンドはカードの種類が少ないので、表が5枚+鉱山1枚と裏が1枚(色違い)。あとは箱絵が1枚として、合計で8枚のイラストが必要になります。
 
ということは、1枚1万円だとして、合計で80,000円……!
 
カード自体は萬印堂さんの初心者応援パックを使って50部で20,000円を予定していたので、イラストがゲーム本体の4倍という金額にビビりました。
 
50部でイラスト代含めて10万円となると、原価ベースで1つ2,000円になってしまいます。
 

これはちょっと厳しすぎるので、フリー素材を使うことにしました。
 
icooon-mono.com
 
ICOOON-MONOさんのシルエットのアイコンが魅力的だったので、こちらを使ってデザインした最初の案がこちらになります。
 
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テストプレイまではこれでやっていたんですが、よくよく調べていくと、銃はもっと古い時代のものを使ったほうが良さそうだな、と思い始めてきました。
 
というのも、ダイヤモンドをめぐる戦争は実際の歴史にも登場することがわかったから。
 
植民地時代、ヨーロッパ人はアフリカを植民地としてダイヤモンド鉱山で働かせ、現地の人達と戦争をしてきたのだそうです。
 
さらにダイヤモンド鉱山で有名なシエラレオネでは、エボラ出血熱の大流行が問題になっていたり。
 
思いつきで考えたタイトルの割に、史実とピタリと一致していて驚きました。
 

庶民の味方、パブリックドメイン

そこで、カードにはWikipediaに掲載されているパブリックドメインの写真を使うことにしました。
 
パブリックドメインとは、知的財産権が発生していない状態または消滅した状態にある作品のことで、商用理由が自由になっているもの。
 
ボーア戦争時代の騎馬兵やコマンドーの写真を使うとともに、キャプションやカードの強さを併記することで、強弱関係を分かりやすくしました。
 
 
箱の表紙はジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」をまるごとパクるオマージュすることにし、文庫本のようなデザインを目指しました。

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銃・病原菌・鉄 上巻

銃・病原菌・鉄 上巻

箱絵に使用した「Floreat Etona!」が、原著の雰囲気にそっくりで気に入っています。

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File:Thompson laingsnek.jpg - Wikimedia Commons

次回は、ゲーム用のトークンを試作したときのお話をしたいと思います。

銃・病原菌・ダイヤモンド製作記 〜その2〜

こんにちは。鷹巣堂のいそのたかみです。今回も引き続き、銃・病原菌・ダイヤモンドを制作したときのお話をしたいと思います。

とりあえずジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」というタイトルからゲームを思いついたのはいいものの、どのようなシステムにすればいいのかはまったくの未知数です。
 
そこで、とりあえず100円ショップに行ってトランプを買い、試しに作って遊んでみることにしました。

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数字が1〜4までのカードは兵士カード、ジョーカーを病原菌としてみました。
 
プレイヤーがお互いにカードを出し合って数字が大きいほうが勝ち、勝った枚数分のダイヤモンドを手にすることができるというルールで試してみましたが、あんまりおもしろくないんですよ。

Eカードに似ている?

 
やってみると賭博黙示録カイジに出てくるEカードのようだと気が付きました。

皇帝側は市民4枚と皇帝1枚を持ち、奴隷側は市民4枚と奴隷1枚を持ち、奴隷は市民に負けるけれど皇帝に勝つことができる、というゲームです。
 
あれも昔友達同士で遊んでみたことがあるんですが、イマイチ面白くないんですね。
 
皇帝を奴隷で討つというだけでは、緊張感がなくてただ間延びした勝負になりがちなんです。
 
それこそカイジのように、命でもかかっていれば違うんでしょうが、相手がどこに何を出すのかを決めようとしても、単なる運否天賦では考えるだけ無駄ですよね。
 
そこで、単に勝敗を決めるだけでなく、場に鉱山のカードを並べてみることにしました。
 
鉱山ごとに産出されるダイヤモンドの数が違うので、どこにどの兵士カードを置くかを戦略的に考えることができます。
 
さらに、病原菌は最強カードではなく、(鉱山に誰もいなくなってしまうので)全カードと引き分けにしたらどうかと思いつきました。
 

さらに改良は進む

テストプレイしてみると、確かに悩む(悩んでも楽しい)要素が増えたんですが、勝っているプレイヤーが5個の鉱山に病原菌を置いてしまうと、ほぼほぼ逆転の目がなくなることに気が付きました。
 
そこで、1のカードのみ病原菌に勝つことができる、とルールを変更。
 
このおかげで、5枚の手札それぞれに三つ巴の様相がでてきました。
 
 
リードしているプレイヤーは、ダイヤモンドがたくさん溜まった鉱山を取られたくない。
 
ただ、そこで病原菌を置くと、1のカードで取られるかもしれない。
 
4を置いたら、逆に病原菌で引き分けにされ、1〜3のカードの勝負で負けるかもしれない。
 
逆にこちらが病原菌を置くと相手が予想して1を置いてくるから、裏をかいて2のカードで勝てば他の鉱山でもボロ勝ちが狙える。
 

ボドゲ会でテストプレイをしたところ、評判は上々で、ルールにも抜けがなさそうだったので早速これを商品化することにしました。

次回は、商品化するためにカードのデザインをしたときのお話をしたいと思います。

銃・病原菌・ダイヤモンド製作記 〜その1〜

こんにちは。鷹巣堂のいそのたかみです。今回は、自分がボードゲームを作ろうと思うに至ったきっかけについて書いていこうと思います。

学生時代はテーブルトークRPGボードゲームが好きで、よく学校に持ち込んでは遊んでいました。
社会人になってからも、その頃の友達を家に呼んで年に何回かボードゲーム会をするぐらいで、自分でゲームを作ろうなんて思いもしなかったんですが、ひょんなことがきっかけで「自分もゲームを作りたい!」と思うようになりました。

そのきっかけとは、

放課後さいころ倶楽部!!!

きっかけは放課後さいころ倶楽部

放課後さいころ倶楽部 (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

放課後さいころ倶楽部 (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

原作も好きなんですが、アニメで見るとまた違う感動があるんですよね。
綾ちゃんもも美姫ちゃんもかわいいんですが、なにより応援したくなるのが翠ちゃん!
女子高校生にして世界に通用するゲームデザイナーを目指すその姿勢に、思わず涙ぐんでしまいました。
そして思ったんです。

「自分もゲームを作りたい!」

実は、以前にもゲームを作ろうと思ったことがありました。
軍人将棋どうぶつしょうぎをミックスさせたようなものと、ライナー・クニツィアのアンギャルドをモチーフにした剣豪もの。
ただ、どちらもちょっと遊んであまり面白くなさそうだったのでお蔵入りにしてしまいました。

しかし、バッドドワーフのゲームデザイナー、ジョージ・ベレスフォードは言いました。
http://saikoro-club.com/assets/img/story/06/img02.jpg
「頭の中だけで考えているうちは駄目だ…たとえ君がおばあちゃんになっても完成しないだろう。覚えておくといい…ゲームは1人では作れない!」
アニメ『放課後さいころ倶楽部』公式サイト|STORY

その言葉に、(なぜか)ぼくの中のゲームデザイナー魂が燃え上がりました。
そこまで言うのなら、作ってやろうじゃないか!

どんなゲームを作るか

ゲームを作ろうと思っても、まだなんのアイデアも形になっていない状態です。
凝ったものは時間がかかるので、手軽に作れてすぐに形になるようなものがいいな、と思いました。
月末には定例のボードゲーム会をする予定なので、それまでに間に合わせたかったのです。

となるとボードゲームよりはカードゲーム。
カードの枚数はなるべく少なく、ルールはわかりやすくする必要があります。
なにかヒントになりそうなものはないかと本棚を物色していると、一冊の本のタイトルが目に付きました。

銃・病原菌・鉄・ジャレド・ダイアモンド……。

これを、銃・病原菌・ダイヤモンドにしたら面白いかも?

銃を持った兵士が病原菌に邪魔されながらダイヤモンドを奪い合うゲーム。

これだ! とひらめきました。

そんなところから着想を得て、このゲームを作り始めることになりました。


次回は、このひらめきをゲームシステムに盛り込むところまでのお話を書きたいと思います。

銃・病原菌・ダイヤモンド 〜リプレイ編〜

こんにちは。鷹巣堂のいそのたかみです。
 
今回もThe Charade Gamesのゲームデザイナー、シャレード・ディアマンテ氏をお迎えして、ゲームマーケット2020春に出品する新作ゲーム「銃・病原菌・ダイヤモンド」のリプレイをお送りします。
 

こんにちは。The Charade Gamesのデザイナー、シャレード・ディアマンテです。

今日はゲームマーケット2020春で販売する「銃・病原菌・ダイヤモンド」のリプレイの模様を紹介します。

 

1ラウンド目

 

まずは鉱山カードをこのように場に並べます。

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続いて先攻のプレイヤーが手札を場に置くのですが、今回は私から置いていきますね。

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では私が置く番ですね。どうしようかな。5の鉱山が欲しいから、ここには兵士の4を置こうかな。

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(ゲームの進行が分かりやすいように、後攻のプレイヤーのカードを表向きに表示しています)

シャレードさんが病原菌を鉱山の4に置いてくると予想して、ここに偵察兵を置いてみよう。

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あとは適当に並べてみることにします。

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それでは私のカードをオープンしていきますね。

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鉱山の1と2では負けで、残りは引き分けになってしまいました。

わたしの読みでは、鉱山の3に偵察兵が、鉱山の4に病原菌がくると思っていました。

もしそのとおりだったら大差がついていましたね。

でもたかみさんが鉱山の4と5に置くカードが逆にしていたら、一気にダイヤを9個手に入れていましたよ。

ほんとうだ! 悔しいなあ。次はもっと考えないと。

 

2ラウンド目

 

では鉱山の1と2はわたしがいただいて、鉱山カードを再び5枚並べます。

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鉱山の5が取られたら10点か。ここは取られないように、守りに入ることにしよう。

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あとは鉱山の4に病原菌、鉱山の3に偵察兵を置いて、これでターンエンドです。

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では私も置きますね。

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それではオープン!

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なんと、鉱山の5が取られてしまいました……。

やった! 10点ゲット!

わたしは6点とったので、得点は9対10ですね。3ラウンド目はダイヤの数が多い、たかみさんからスタートです。

 

3ラウンド目

 
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鉱山の4が取られると一発逆転だから、ここに兵士の4を置こう。たぶんシャレードさんは鉱山の4に病原菌を置いてくると思うんだけど、偵察兵を置くにはリスクが高すぎる。

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兵士の4をどこに置いてくるかなんだけど、多分シャレードさんの性格的に、鉱山の5ではなく、4点が取れる鉱山の2に置いてくるだろうから、ここに病原菌を置こう。

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そうなると鉱山の5に偵察兵を送り込んでくるはずだから、残りのカードはこう置こうかな。

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それでは私も置きますね。最後だから、私の考えも一枚ずつ説明します。多分たかみさんは、鉱山の4に兵士の4を置いてくるはずです。病原菌で引き分け狙いでは逆転負けのリスクが高いですし。

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続いて、鉱山の5には病原菌を置いてくるでしょう。そこでわたしは偵察兵を置くことにします。

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たかみさんは私が鉱山の4に病原菌を置く確率が高いと思っているでしょうから、偵察兵は捨札になるはずです。なのでわたしは兵士の4を温存している利点を活用して、このように置きます。

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では、1枚ずつオープンしていきましょう!

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ふふふ、読みどおりですね。ここは私の勝ちです。

まだまだ勝負はこれからですよ!

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むむっ! ここで引き分けですか……。

続いて3枚め!

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ここもわたしの勝ちです。ここまでで合計5点獲得したので、14対10になりました。

では運命の4枚め!

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ここは読みどおりですね。

やっぱり病原菌でしたか。でもリスクが高すぎるから偵察兵を置くのは無理でした。

それではラスト1枚をめくりましょう!

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やった! ぼくの勝ち\(^o^)/

なんと、そこは守りに入るものだと思っていました。

シャレードさんなら兵士の4を、前半に使ってくるだろうと予想したんです。

これで得点は14対15。完全に読み負けました。

それにしても、ゲームに慣れてくるに従って相手がどこになにを置くのか予想が広がるところが面白いですね。

手札が見えないにも関わらず、アブストラクト的な楽しみ方ができるのが特徴です。

さらに製品版には、ゲームをもっとスリリングにする拡張ルールが含まれているそうですね。

はい。意外と運の要素が少ないゲームなので、ギャンブル性が高まるように工夫しました。

基本ルールに慣れたら、応用ルールでも遊んでみていただきたいですね。

 

元ネタ

 

ちなみにこのゲーム、「銃・病原菌・ダイヤモンド」なんですが、どこかで聞いたことがあるようタイトルですね。

(ぎくっ)そうですね。では、次回はこのゲームの制作秘話などをお話したいと思います。

それでは次回もお楽しみに〜

  
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今回ご紹介した「銃・病原菌・ダイヤモンド」は、ボドゲーマさんで委託販売を行っています。

bodoge.hoobby.net


今回のリプレイを読んで興味を持たれたら、実際に遊んでみてくださいね。

銃・病原菌・ダイヤモンド 〜ルール説明編〜

こんにちは。鷹巣堂のいそのたかみです。
 
今回もThe Charade Gamesのゲームデザイナー、シャレード・ディアマンテ氏をお迎えして、ゲームマーケット2020春に出品する新作ゲーム「銃・病原菌・ダイヤモンド」のルールを紹介します。
 

こんにちは。The Charade Gamesのデザイナー、シャレード・ディアマンテです。

今日はゲームマーケット2020春で販売する「銃・病原菌・ダイヤモンド」の遊び方を紹介します。

 

ゲームの概要

 

二人対戦型のカードゲームで、お互いに同じ手札を持ち、相手がどのカードをどこに置くのか予想しながら、たくさんのダイヤモンドを手にするゲームです。

プレイ時間はだいたい10分程度とのことなので、手軽に遊べそうですね。

 

手札

 

まず、2人のプレイヤーは5枚の手札を持ちます。カードには0〜4までの数字が振られており、基本的に数字が大きいほうが強くなっています。

じゃあ0のカードが一番弱いんですか?

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これは「病原菌」カードで、1以外のカードと引き分けになります。

ということは、1〜4のカードの中で一番弱い、1のカードは病原菌に勝てるんですね。

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はい、Scout<偵察兵>は病魔に侵される前にダイヤモンドを持ち帰ることができますが、他の兵士に遭遇すると負けてしまいます。

その他のカードは基本的に、数字が大きいカードが強いんですね。

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お互いに同じ数字のカードを出した場合は引き分けです。

4は一番強くて0と4に引き分けるということは、相手の4を0で止めるのがポイントになりそうですね。

そうすると自分の4を、相手の1〜3に勝つために使えるので、非常に重要なポイントです。

ただ、0は1に負けるので、逆に病原菌を偵察兵で狙い撃ちされると一気に勝負が傾きそうだと思いました。

上級者は相手が1を置きそうなところを読んで、2や3を置いたりもしますよ。

3つ巴ならぬ、5つ巴の読み合いがはじまるんですね!

 

場札

 

続いて場に5種類の鉱山カードを1枚ずつ並べます。

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カードに書かれているダイヤモンドの数が、その鉱山が生み出すダイヤモンドの量を表しているんですね。

一人目のプレイヤーは手札を裏向きに、それぞれの鉱山の前に1枚ずつ置きます。続いて二人目のプレイヤーも同様に置いて、1の鉱山の前の手札から順に開いて勝敗を決めていきます。

勝ったほうが場札を手に入れることになると思うんですが、引き分けの場合はどうなりますか?

その場合は、その鉱山カードは次のターンに持ち越されます。

ということは、5のカードが残った場合、次のターンにその鉱山で勝つと、一気に10個のダイヤが手に入るんですか。

ダイヤをたくさん生みだす鉱山には、必然的に兵士の4が並びやすくなります。引き分けになる可能性はかなり高いです。

ゲームは3ラウンド目まで行うので、最大で3枚まで重なることを考えると、最後まで気の抜けない勝負になりそうですね。

ルールの説明がだいたい終わったので、実際に遊んでみましょうか。

では次回は、「銃・病原菌・ダイヤモンド」のリプレイをお送りしたいと思います。

次回もお楽しみに

 
というわけで次回は、新作ゲーム「銃・病原菌・ダイヤモンド」で、実際に遊んでみたリプレイの模様を紹介したいと思います。
 
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今回ご紹介した「銃・病原菌・ダイヤモンド」は、ボドゲーマさんで委託販売を行っています。

bodoge.hoobby.net


今回のリプレイを読んで興味を持たれたら、実際に遊んでみてくださいね。

ゲームマーケット2020春の新作ゲームのご紹介

こんにちは。鷹巣堂のいそのたかみです。
 
今回はThe Charade Gamesのゲームデザイナー、シャレード・ディアマンテ氏をお迎えして、ゲームマーケット2020春に出品する2本の新作ゲームの紹介をしたいと思います。
 

日本のみなさん、はじめまして。The Charade Gamesのデザイナー、シャレード・ディアマンテです。

当社では、シャレードさんのデザインしたゲームを販売することになりました!

ゲームマーケットという大きな場所で販売していただけることは、光栄の至りです。

なんとゲームマーケット2020春では、新作を2作同時発表いたします!

どちらも手軽に遊べて、シンプルだけど奥深いゲームですよ。

ひとつめは、「銃・病原菌・ダイヤモンド」というタイトルですが、これはどんなゲームですか?

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二人のプレイヤーが同じ手札を持ち合って、相手の出すカードを読んで手札を出し合うゲームです。

これはかなり熱い真剣勝負が期待できそうですね。

勝負所で攻めるか守るかは性格に左右される部分が大きいので、お互いのことを知っているほど楽しく遊べます。

詳しいルールや遊び方は別途説明させていただくとして、もう一本のゲームの紹介もお願いします。

もう一つの新作は、「第三のゴリラ」というゲームです。

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人類の進化とゴリラですか。パッケージを見てもどういうゲームかまったく想像がつきませんね。

基本的にはページワンのような、カードを1枚ずつ出していくゲームなんですが、ゴリラが入っているところがポイントです。

ゴリラを出すときは「ゴリラ!」と叫ぶんですね。

誰かがゴリラを出したら、急いで自分もゴリラを出さなくてはなりません。ハイスピード・ゴリラ・アクションです。

こちらは『4人で笑えるパーティーゲーム』がキャッチフレーズですが、かなり楽しそうな作品ですね。

真剣勝負とパーティーゲーム、両方楽しんでいただけると幸いです。

では次回は、「銃・病原菌・ダイヤモンド」の遊び方を紹介します。

次回もお楽しみに

 
というわけで次回は、新作ゲーム「銃・病原菌・ダイヤモンド」の詳しい遊び方について説明します。

鷹巣堂のご紹介

はじめまして。鷹巣堂の営業担当いそのたかみです。

当社では同人ゲームの制作・販売を行っています。
このたび、ゲームマーケット2020春への出展が決定したので、ブログを始めることになりました。
出展日は4月26日(日)です。
ブース番号など決まり次第、このブログでもお伝えしたいと思います。
新作ゲームのルールや遊び方について紹介していく予定ですので、今後ともよろしくお願いします。

次回の記事では当社が日本総代理店をつとめております、The Charade Gamesのゲームデザイナー、シャレード・ディアマンテ氏をお迎えしてゲームマーケット2020春に出品する新作ゲームについて伺います。